ゴールデンハムスターも人間と同じように、病気になることがあります。例えば、脱毛や皮膚病、ほお袋の炎症や外耳炎など、さまざまな健康問題が発生する可能性があります。もしハムスターが体調不良を示すようなら、すぐに獣医師の診察を受けることが重要です。
診察結果に応じて、ハムスターに薬が処方されることもあります。では、
薬を効果的に飲ませる方法や、薬を嫌がる場合の対処法について見ていきましょう。
薬を飲ませるために必要な準備
ハムスターに処方される薬のほとんどは液体です。液体薬を効果的に飲ませるためには、以下の道具を準備します。
シリンジやスポイト: 動物病院や一部の店舗、オンラインショップで入手可能です。
薬の飲ませ方は?
ハムスターを抱っこする
まず、ハムスターが逃げないように、両手で包み込むようにして抱っこします。片手でハムスターを後ろから支え、もう片方の手でお尻をサポートします。ハムスターがジタバタすることもあるかもしれませんが、しっかりと抱えることが大切です。
※ハムスターは力むと眼球が飛び出す可能性があるため、掴みすぎには注意してください。
体を固定する(保定)
次に、親指と人差し指でハムスターの頭を支え、残りの指であごからお腹の部分を押さえます。お腹を押さえる際には、適度な力を加えすぎずに注意しましょう。
薬を飲ませる
ハムスターの頭を固定したまま、薬の入ったスポイトまたはシリンジをハムスターの口にそっと当て、薬を注入します。口の中央には歯があるため、スポイトを少し横に傾けて歯を避けながら薬を与えましょう。
薬を飲んでもらえない時の対処法は?
薬に少し甘いものを混ぜる。
ハムスターは処方された薬を嫌がることがあります。その場合は、はちみつやブドウ糖エキスと少量の水を薬に混ぜてみましょう。少し甘さを加えることで、ハムスターが自発的に薬を飲んでくれることもあります。
また、飲ませる際には少量ずつ与え、ハムスターが受け入れやすい温度に調節することも重要です。冷たい薬は嫌がられる可能性があるため、室温に戻してから与えましょう。
最終手段は、強制的に飲ませる。
ハムスターが頑なに薬を飲もうとしない場合、最終手段として強制的に薬を飲ませることがあります。手でハムスターを抱え、身動きを制限した後、口を強引に開かせて薬を注入します。
ただし、ハムスターの眼球が飛び出す可能性があるため、十分に注意が必要です。強制的に薬を飲ませる場合には、以下の手順に沿って口を開かせます。
- 首の後ろから親指と人差し指をハムスターの顔の後ろに回します。
- 口の両側に指を添えます。
- 軽く押さえながら口を開かせます。
【まとめ】薬を飲ませるための道具を準備しよう!飲まない時は対処法を!
以上が、ゴールデンハムスターへの薬の飲ませ方と薬を飲んでもらえない場合の対処法についての情報でした。薬を飲ませる際には、必要な道具を準備し、正しい方法で実施することが重要です。
ハムスターが薬を飲むことを嫌がることもあるかもしれませんが、薬は病気の治療に不可欠です。最善の方法で薬を飲ませ、ハムスターの健康を守るよう努めましょう。
早く病気を治して、元気なハムちゃんの姿が見れるようになるといいですね!!
注意:ハムスターの健康に関しては、獣医師との相談をおすすめします。この記事は一般的な情報提供のためのものであり、専門的なアドバイスを代替するものではありません。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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